今日も、中国語会話の中でも、ここ広東省でしか通じない、または、この華南地区の日常会話でしか、通用しないのではないだろうかと思われる広東語的標準語を、
『 粤語的普通話 』 としてご紹介してゆきます。
その、第二弾は
イ尓 吃 飯 先。
( ni3 chi1 fa4 xian1 ) ご飯を先に食べて下さい。
これも、ごく普通の中国語の様に見えますが、これも文法的には間違っています。
その間違いは・・・
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本来、文法的には、
イ尓 先 吃 飯。
( ni3 xian1 chi1 fa4 ) ご飯を先に食べて下さい。
と、なります。
ですが、ここ広東省では、” イ尓吃飯先。( ni3 chi1 fa4 xian1 ) ” とよく言います。
これも、香港人や広東省の人で広東語をメインに話す人が、広東語の
『 レイ セッファン シン 』 (すみません。広東語の漢字知りません。)
(解る方いられたら、教えてください。 )
を、そのままの語順で、標準語に置き換え、標準語発音した為にこうなったと思われます。
私、この広東省東莞市のはずれ、深セン市のすぐ傍で、工場勤務なので、商品出荷の際、香港からコンテナ持ってきてもらい、出荷しています。
大体いつも、コンテナの運転手、昼前に入ってくることが多く、従業員の皆さん食事に行ってしまっており、積み込み出来ません。
そんな時、この言葉役に立ちます。
運転手に、
イ尓 先 吃 飯。 ( ni3 xian1 chi1 fa4 ) って言うと、不機嫌ですが、(汗)
うーん、どうしよう???
運転手、香港人ですので、
イ尓 吃 飯 先。 ( ni3 chi1 fa4 xian1 ) って言うと、チョット機嫌が良いです。(^_^)
また、以前に、 語学(挨拶) でふれましたが、中国では、 ” イ尓 吃 飯 了 ロ馬 ? ” が、
「 こんにちは! 」 or 「 やあ! 」 の意味になります。
中国では、それ程、食事が、重要視されています。
で、
香港人に合わせて、
” イ尓吃飯先。 ” を広東語で、
『 レイ セッファン シン 』 って言ってあげると、
・・・。
機嫌がとてもよく、
喜んで、食事に行ってくれます。 (笑)
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某国人と食事していて、
「マイダン(買単)して。」と”マイダン”を中国語、”して”を日本語で言ったら。
某国人のおじさんが、
「なんだ、おまえ広東語話せるのか?すごいな!」と驚愕してました。
”して”が”シン(先)”に聞こえたんですね。
広東語なんか話せないっちゅうの!!
>>「マイダン(買単)して。」と”マイダン”を中国語、”して”を日本語で言ったら。
そうそう、これも 『 粤語的普通話 』ですね。
使わせてもらいます。 (^_^)
>>広東語なんか話せないっちゅうの!!
あれだけ、中国語知ってられると、
広東語、話せそうな気がしますが・・・。(汗)
>>「なんだ、おまえ広東語話せるのか?すごいな!」と驚愕してました。
本当は、広東語で話されていたりして・・・。
私、広東語はごく一部の人間の話してることが、
薄っすら単語単語で分かるくらいで、
話すとしたら、”モーマンタイ”と”ヤウマンタイ”しか
発音できません。
だから、広東語で話されても、”モーマンタイ”を連呼するだけ。
そうでしたか。
記事にあった某友達から指導を受け、
テッキリ半分くらい理解できていると思っていました。
私、ここ3、4年、だいぶ解るようになってきました。
2、3年前の頃は、現場で広東語で私の悪口を聞いて知らぬフルして、
チェック出来たのですが、(^_^)
最近は、理解出来る事が、バレテいるみたいで、チェックできません。(汗)
まだ、しゃべれませんが、6割り方、聞き取れます。
>>だから、広東語で話されても、”モーマンタイ”を連呼するだけ。
” 没問題 ”の連発だと、悪い方向に進みませんか・・・。