ドラゴンフルーツ 中国語では、” 火龍果 ( huo3 long2 guo3 ) ” と言います。
ドラゴンフルーツは中米原産のサボテン科、ヒモサボテン属の植物。
欧米ではピタヤと呼ばれ、
東南アジアではドラゴンフルーツと呼ばれています。
サボテンの一種から収穫できる果物で、中南米が原産の珍しい果物です。
ドラゴンフルーツは、くねくねと育つ緑の細長い茎を、
竜と見立て、その赤い実が竜の目に見えることから、その名が付いたと言われてます。
果肉には、数千から数万のゴマ状の小さな種が入っていて食べられます。
また、果肉は紅色と白色があり若干の酸っぱさが違う。
花は、
月に一度、大潮の日の夜中に花を咲かせ、
朝には萎んでしまう月下美人のような白い花。
外見の強烈な個性とは違って味は、さっぱりとした甘味が特徴のトロピカルフルーツで、
キウイフルーツのような食感に似ている。
ビタミン、繊維、ブドウ糖及び人体に有効なミネラルと多く含んでおり、
最高の健康食品としても注目されています。
( 8/23追記 : 続きの部分、最後部に、8月23日購入の写真をUPしました。 )
甘味、成分、種類、四気、栄養・効能は ・・・
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← ドラゴンフルーツの大き目の画像です。
クリックして頂くと、拡大の画像が出てきます。
●甘味
ドラゴンフルーツの糖分は果糖ではなくブドウ糖なので糖度は、16度~20度と高いものの、
甘いという印象を受けない爽やかな味わいです。
●成分
ドラゴンフルーツの成分の8割が水分になっており、繊維質も多く含まれるため、
便秘予防に効果があります。
ビタミンもB1・B2・B3・ビタミンCと、色々な種類が含まれているため、コレステロールを低下させたり、皮膚の美白やしみを予防したりと美容にもよさそうです。
チョット汚い話ですが、
赤い実を食べた次の日は、便が赤く出てきます。 (汗)
それは、自然の摂理なので、気にせずお召し上がり下さい。
●種類
・ 白肉種 (ホワイトピタヤ)
は数種類あるそうですが、営利的栽培されるのは、一種類だけであり、
栽培管理により糖度は16度以上になる。
一般ベトナム産のものは紅龍果、火龍果と呼ばれ、台湾では白仙蜜果と呼ばれる。
・ 赤肉種 (レッドピタヤ)
は香りがあり、ホワイトに比べ水分が多い。
現在改良中の品種を含めて、数10種類(天龍果、獅龍果、尊龍果、祥龍果、福龍果、珠龍果、香龍果など)があるが、果実の形に差はあるが、食味は大差はない。
・ イエローピタヤ(ゴールデンピタヤ)
レッドピタヤより大きいが柔らかいため食感は違和感がない。
成長が遅く、果肉も細かいが、太陽エネルギーを十分受け、
糖分を蓄積する、食味としてピタヤの中で絶品らしい。
●フルーツの四気
東洋医学の 「 四気 」 で、ドラゴンフルーツは、マンゴスチン と同じ、
” 寒 ( han2 ) 、涼 ( liang2 ) ” に分類されています。
詳しくは、コチラ→ 『 フルーツと四気 』 をご参照下さい。
●栄養・効能
栄養面から見ると、アルプミン、アントシアンが多く、ビタミンCも一般の野菜に比較して豊富である。
水溶性の可食繊維も含量が高く、これは大腸ガンの発生率を押さえ、整腸効果がある。
アルプミンは一種の粘性で胃壁の保護作用し、アントシアンは抗酸化作用、
老衰防止の機能など、カロチンの10倍以上の抗酸化作用があり、目の健康に良い。
脳血栓障害による脳細胞の変成を予防し、痴呆症の発生を抑制する。
そしてピタヤの果実、葉肉、花はビタミンCが豊富に含まれており、美肌、美白、シミ予防の基本栄養素である。
この他、貧血予防に必要な鉄、
骨に必要なカルシュウム 、
細胞膜生成 に必要なリン酸、
神経症予防に必要なビタミンB1、
口角炎予防、食欲増進でビタミンB2、
コレストロールを下げるビタミンB3、
などの栄養素がある。
この様な事から、最高の健康食品としても注目されています。
南国沖縄の自家農家から採れたてを直送。
ドラゴンフルーツ専門店がお届けする南国の特上甘味。
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※ 8/23追記部分 :
← 8月23日(火)購入のドラゴンフルーツ(火龍果)。
一個約500g、2個で1kgで14元でした。
以前、確か1個4元ぐらいだったように思うが・・・、
チョット高いような気もしますが、この大きさなら7元で問題ないかも。
お味の方は、見た目に似合わないのですが、さっぱりした甘さで、美味しいかったです。
すごい栄養価の高い果物ですね~!この記事を読んだら、
日本で最近ブームになってきた理由がわかりました。
日本人は、健康オタクだからね(^^;
日本では、沖縄で栽培されているようで、テレビで見たのですが、月に1度の花の開花を見に行くツアーがあるそうです。
何でも商売にしちゃうのには、びっくりしましたが、
もっと驚いたのが、そのツアーの予約が殺到してることです。
まだまだ日本では、高価なフルーツというイメージですが、
やっぱり中国では安いんですよね?
そんなに体にいい果物だったのね・・・。
でも、あまり美味しいと思わないんだけど。
そうそう!
あれは果糖ではなく、ブドウ糖って感じの味!
なにか、美味しく食べられる、いい食べ方ありませんかね?
それから・・・
赤い実のを食べたことがあるけど・・・
そ、そうでしたっけ??全然記憶にない!
ジェンシさん
>>日本では、沖縄で栽培されているようで、テレビで見たのですが、
>>月に1度の花の開花を見に行くツアーがあるそうです。
花の開花は月に1回、大潮の日の夜中だけなので、そして朝には萎んでしまう所が、
話題を呼んでいるんでしょうか?
それにしても、日本で栽培のドラゴンフルーツ、マンゴーと一緒で、
特別に品種改良されていたりして、美味しいんでしょうね。
>>やっぱり中国では安いんですよね?
たしか、1個4元だったと思ったんですが、
8/23購入した上記は1個約500gで7元でした。(汗)
まあ、それでも日本と比べると、断然安いです。1個100円ですから。(笑)
悠悠さん
>>でも、あまり美味しいと思わないんだけど。
うーん。 人それぞれ、かも知れません。
私、けっこう好きです。 (^_^)
>>なにか、美味しく食べられる、いい食べ方ありませんかね?
友達に作ってもらった事があるのですが、シェイクのように果肉と氷と牛乳を
ミキサーに入れると、種が砕かれてドラゴンフルーツの生臭さが和らぎます。
あと確か、蜂蜜を入れていたと思います。 試して見て下さい。
>>赤い実のを食べたことがあるけど・・・
やはり、少し赤っぽくなります。(冷汗)
何でも、赤肉種の赤は抽出すると天然色素に出来るらしいです。
大好きな果物の一つです。でもおいしいという人にはまだ出会ったことがありません(苦笑)。
あの上品な甘さがいいのに…
コークさん
お越しいただき、ありがとうございます。
>>大好きな果物の一つです。
>>あの上品な甘さがいいのに…
私も、大好きです。
スプーンですくって食べると、とっても美味しいです♪
また、”降火 ”( jiang4 huo3 ) な果物で、熱を下げ、あくを落とす果物です。
>>でもおいしいという人にはまだ出会ったことがありません(苦笑)。
そう言われて見れば、私の周りでも、ほとんどいません。(汗)
タイ国在住です。 dragon fruitの成分を調べてて、貴HPに行き当たりました。 こんなに栄養があったとは吃驚り。 でも、そん名に美味いとは思わないという人が多いのにまたまた吃驚り。 仄かな甘みがあり、私は大好きです。