ハミグアは、中国語で ” 哈密瓜 ( ha3 mi4 gua1 ) ”。
と言うより、外来語でそのまま 「 ハミグア 」 と発音されている。
●歴史
古くは ” 甜瓜 ” 、” 甘瓜 ” と言って、ウイグル語では ” 水分の源 ” と称されていた。
中国で、ハミグア ( ha3 mi4 gua1 ) が栽培・生産されているのは、
新疆と甘粛敦煌 地区一帯だけである。
初めて、ハミグア(哈密瓜)が記載されていて、
新疆に存在する” ハミグアを枕にすることが許されるなら、その香りは中国をも覆い尽くす。” と称されている。
また、17世紀の初めには、新疆からの貢ぎ物はハミグアと定められていた。
●味、選び方
果肉は柔らかくて甘い。
水分が多く、みつのような香りがする。
買うときは、表面の網目模様が細かいものを選び、大きさよりも重さを重視すると良い。
●産地や形状は、
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●産地
新疆では、高寒地帯の少数の部分を除いて、大部分の地区で、ハミグアを生産出来るのであるが、
とくに南疆師の県、哈密 と 吐魯番 盆地で生産されたハミグアは格別に美味しく優良品質である。
また、石河子の一帯も美味しい新疆哈密瓜(ハミグア)が生産されていることで有名。
●形状
ハミグアには180余りの品種があり、
大きさ、スタイル、形状、果肉の色、等、千差万別である。
大きいものは、重さの10数キログラム、
小さいものは、ヤシに似ていて、重さの1キログラム足らず。
大部分の品種は形が楕円形のものが多く、
表皮の上には各種入り乱れたシマシマ網目模様があり、
表皮も黄色、緑、褐色、白、等、千差万別である。
果肉は乳白色から黄色みがかっている。
●味
日本のマッカ、メロンに似ており、果肉は夕張メロンと同じ色をしている。
以前、ハミグアのことを良く知らない頃、遊びに来た友達に、
中国のメロンと言い切ってしまった事がある・・・。
今思うと、とても恥ずかしいです。(赤面)
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早速取り上げていただいて、
ありがとうございます!
ハミグア大好きです!
中国に行って、のどが渇くと
スイカやハミグアやサトウキビで
水分補給するのが醍醐味ですよねー。
(って今の中国は違う?)
枕にして寝る・・・。たしかにあの細長い形は枕向きですね。
甘い、いい夢見られるかな・・・。
朝起きたら割れてて顔中べたべたになってないかな・・・。
中国食後のデザート定番”哈密瓜”
中国全土どこで食事をしてもデザートで出てくる。
(たまに西瓜の場合もあり)
アタリ、ハズレが大きいのが特徴。
アタリの場合甘くておいしいが、
ハズレの場合限りなく胡瓜に近い味がする。
(民明書房刊 冬瓜西瓜南瓜没有東瓜より)
悠悠さん
>>早速取り上げていただいて、ありがとうございます!
いいえ。 また、リクエスト下さい。
今、ドラゴンフルーツを仕込んでます。
>>(って今の中国は違う?)
同じです。 何も変わっていません。
私の知る限り、この辺(東莞市)ここ10年はそうでした。(笑)
>>朝起きたら割れてて顔中べたべたになってないかな・・・。
例の3年前の天井落ちマンションだったら、
割れ目や隙間から、アリが・・・、 顔に・・・。
あー、おそろしや! (汗)
zhoujingさん
>>(民明書房刊 冬瓜西瓜南瓜没有東瓜より)
な、ナッ、懐かしーい。
あの頃、ジャンプ読んで、
そのような書物あるの、信じきってました。(笑)
>>ハズレの場合限りなく胡瓜に近い味がする。
本当、ハズレの時は、食えた物ではありません。(涙)
ハミグアって果物は、初めて聞いたし、
もちろん、見るのも初めてです。
いろいろな輸入果物が日本にありますが、これはまだかも!
いつも勉強になり、ありがとうございます♪
中国に行ったら、ぜひ食べてみたい物が増えます。
でも、この記事読んでなかったら、中国のメロンと言われて、
しっかり信じこんでると思います。
>>いろいろな輸入果物が日本にありますが、これはまだかも!
たぶん、売っていないと思います。
>>いつも勉強になり、ありがとうございます♪
いいえ、参考になって、良かったです。 (^_^ )
今、ドラゴンフルーツを仕込んでますので、
また、見に来てください。
>>中国のメロンと言われて、しっかり信じこんでると思います。
私の友達は、完全に信じてくれました。(笑)
私も、その時は中国メロンと信じてましたけど。(涙)
友達には訂正を入れていないので、今でも信じているかも・・・。(冷汗)
買うときは、表面の網目模様が細かいものを選び、大きさよりも重さを重視すると良い。ーーーへえ?そうですか?中国人ですが、聞いたことはないです。勉強になりました。