香港空港→深セン福永

香港空港から中国広東省(深セン)へ入るルートの一つをご紹介。

昨日、関空から香港空港に到着し、そのまま中国(広東省)へ入る。

 

中国広東省、特に深セン市と東莞市へ出張される方には、お勧め。

 香港空港(フェリーで福永へ)の写真1

香港空港に到着、飛行機から降りると、左方向に長い通路を約1kmほど進む。(これはJL701便の際の例です。)


フラットエスカレーターがありますので、それほど苦にはならない。


 香港空港(フェリーで福永へ)の写真2


突き当たり左に、エスカレーターがあり、このエスカレーターを降りると、シャトルがある。


この画像の右方向に、通路がありますが、約2.5km歩くよりは、シャトルを利用するほうがベターです。


 香港空港(フェリーで福永へ)の写真3


3階分のエスカレーターを降りると、そこはシャトル乗り場


シャトルに乗り込み、1分くらいで到着。


 


到着後、エスカレーターを上がると、 すぐ、


香港空港(フェリーで福永へ)の写真4香港空港(フェリーで福永へ)の写真5


左がフェリーに乗り換えるカウンター。


右が体温検査後の通路。


 


フェリー乗り換えカウンターで、手続きをすると、預けた荷物をフェリーに転送してくれる。


行き先は : 深セン市福永 、 東莞市虎門 、 東莞市中山。


今回、東莞市虎門に行くのに、虎ノ門(とらのもん)と日本語で発音し、困っている人が、おられましたので、乗り換えカウンタースタッフに”虎ノ門(tora no mon)”と日本語で言っても解るようにレクチャーしておきました。


でも、基本点的には紙に書くなりして意思疎通しないと、あとで困ると想います・・・。 下記の標準語発音で覚えて下さい。


標準語で発音すると、”福永(fu2 yong3)”、”虎門(hu3 men2)”、”中山(zhong1 shan1)”。


手続き後、右の体温検査場を通過し、左に行くと、


香港空港(フェリーで福永へ)の写真6


フェリー乗り場専用 E1ゲートがあります。


この先で持ち物検査を行い、


左手のエレベーターで、下の階に降りる。


 


香港空港(フェリーで福永へ)の写真7


このエレベーター見つかりにくいです。


また、5階→4階と 一つ下に降りるのですが、4階が地上になっています。


注意してください。


 香港空港(フェリーで福永へ)の写真8


降りて右手前方 10番が福永、虎門、中山、方面のゲート。


ここからフェリー乗り場まで専用の送迎バスで移動。


注意は : この間ずっと無国籍地帯状態ですので、気をつけてください。


日本出国後、フェリーで到着の中国での入国(入境)になります。よって、パスポートの判を押すスペース確保の為に、使用する人も多いようです。


では、皆様、お気をつけて、中国出張下さい。


 


その、中国入境通関検査でトラブル発生・・・・。


———————————————————————
この福永、結構通関時のX線検査が甘いことで知られており、
それを利用して、私、今回、意図的に福永経由で中国入りしました。

だって、仕事の機械消耗品の塊8~9kgあった。
これって、X線通すと真っ黒に写ります。(笑)

つかまった際は、私と全く関係ないようにするよう妻とも話をし、
いざ、通過。

 税関員 : 要過( yao4 guo0 )。 (x線)通しなさい。

やっぱり、通さなあかんか・・・。
でも、何食わぬ顔で通す。

・・・。

荷物受け取り、
ふふふ、成功。 (ニマ笑)

っと思いきや、
背中越しに、(汗)

 税関員 : 先生、過来 ( xiang1 sheng0 , guo1 lai2 ) 来なさい。

・・・。

や、やっぱり、 つかまりました。(涙)

 税関員 : 打開一下 ( da3 kai1 yi1 xia4 ) 開けてください。

ここで、駐在10年目の経験を活かし、中国語の全くわからない振りをする。
(出張者の振りをするのが、ベスト。)
下手に中国語で返答しようなものなら、ややこしくなるから。

聞き取れない振りをして、
もう一度、言うか、行動するのを待つ。

スーツケースを指差され、
税関員 : OPEN。

うーん。
英語で言われたら、仕方がない。

スーツケースを開け、見せてあげる。
ここからが、腕の見せ所。(笑)

まず、目に付くダンボールケースを指差される。
  ↓
開けて、見せてあげる。 中身は食料品。

つづいて、物を広げて行く、
真っ黒に写った場所の袋を指差される。
  ↓
開けて、見せてあげる。 中身は缶詰類。

・・・。

呆れ顔で、
 税関員 : 可以了。(ke3 yi3 le0 )  いいよ。

ラッキー。(爆笑)
荷物を直して、ソソクサとその場を後にする。

実は、機械消耗品はポーチ2つに分け手入れ、
カモフラージュ用のダンボールケースに、食料品を入れ、
ポーチの上に缶詰類を袋に入れ、置いておいた。

これぞ、駐在10年目の長年の知恵。(笑)

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コメント

  1. ぱーたい より:

    うまい!さすが10年キャリア!(笑)。
    今日はわたしは羅湖で原料10kgと特殊半田コテ10本持ち込みました(爆)。
    荷物の多い人にタイミングを合わせて他の人が捕まっている間に自分がとおる(笑)。
    みなさんやっぱり同じですよね~♪

  2. 金田 享士 より:

    ぱーたいさん
    >>荷物の多い人にタイミングを合わせて他の人が捕まっている間に自分がとおる(笑)。
    おー。 最も難関の羅湖を切り抜けられるとは・・・。 さすが!
    私、羅湖では過去7回つかまって、
    内3回、は記事の方法でセーフ。(笑) でしたが、
    内4回、正規手続きさせられました。(涙)
    お気をつけ下さい。

  3. しいちゃん より:

    福永でもX線に通さないといけないのですか?実は私は深センにやばい荷物を持ってはいるときは、バスで皇崗から入るようにしています。ここはX線検査機を通さなくても何も言われないので(^^;もちろん税関係員の仕事振りを横目で見ながら入るのですが。税関係員が入国者を全然見ていないときが多いので(客が多くて係員が少ないのでチェックしきれないようです)。皇崗で、もし捕まったら諦めもつきますので。(^^)

  4. 金田 享士 より:

    しいちゃん さん
    >>ここはX線検査機を通さなくても何も言われないので(^^;
    そうなんですか、知りませんでした。
    今度、皇崗から入ってみます。
    >>もちろん税関係員の仕事振りを横目で見ながら入るのですが。
    さすが、みなさん一緒ですね。
    忙しい時とか、人が捕まっている時とか、タイミングが大事! (笑)

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