マンゴスチン

マンゴスチン(山竹)の画像1


マンゴスチンを中国語では” 山竹 ” ( shan1 zhu2 ) と言う。


中国で食べることの出来るトロピカルフルーツの中で、私が最もすきな果物である。


 


マンゴスチン(山竹)の画像2


我 最  喜 歓  的 水 果 是 山 竹。


( wo3 zui4  xi3 huan0 de0 shui3 guo3 shi4 shan1 zhu2 )


原産地はマレーシア。 


大航海時代に7つの海を支配した大英帝国のビクトリア女王(1837-1901)が、『 わが領土にマンゴスチンがあって天下第一の美果といわれるにこれを味わい得ないのは遺憾である。 』 と慨嘆され、マンゴスチンを届けた者には褒美を取らすと云ったそうで、


このようなエピソードから『 果物の女王 』 という呼び名つけられたという説がある。
また、仏領カリブ海地域では、『 神様の食べ物 』 と呼ばれている。


 


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”上火 ”( shang4 huo3 ) な茘枝(ライチ)とは違い、 山竹(マンゴスチン)は ”降火 ”( jiang4 huo3 ) な果物で、熱を下げる、あくを落とす果物とされています。

木は、
マレー半島原産オトギリソウ科の常緑大高木。
成長が非常に遅く、栽培地域でも種が植えられてから実をつけるま10~20年程度かかる。

果実は、
直径約6cm前後のやや平たい球状で、1センチ位の厚さの黒紫(赤渇色)に包まれていて、この厚い殻をむくと中に透き通るような白色の果肉が詰まっています。
果肉はみかんのように4~7個の房に分かれていて、甘味と酸味のバランスがとっても良く、そう快で上品な味。
種は1~2位でひとつの果実に2~3個ある。
また、チェリモヤ、マンゴー と並んで世界三大美果のひとつでもあります。

選び方は、
マンゴスチンは、日持ちが悪く、鮮度が落ちると皮が堅くなります。買うときは、果皮を押して柔らかそうなのが良いと店の人はいっていました。
ただ、殻の汁が服に付くと黄色くなり、とれないので注意して下さい。

食べ方は、
固い果皮に被われているため、ナイフで果実側部に切れ目を入れ、蓋を外す様に果皮をずらすと綺麗に白い果肉を剥き出すことができます。

恵み、
マンゴスチンに含まれる様々な有効成分の中でも特に注目され多くの研究報告が出ているのがポリフェノールの一種のキサントンです。
植物のキサントンは200種類以上確認されていますが、マンゴスチンの果皮の中にはわかっているだけで約40種類のキサントンが存在します!
現在まで、マンゴスチンのように大量にキサントンを含む物は、他の既知の植物や果実さらにハーブでも知られていないとの事で。
特に強い活性が判明しているマンゴスチン特有のアルファ マンゴスチン、ガンマ マンゴスチンと呼ばれる2つのキサントンは、自然な科学物質として、近年多くの科学者や研究者達から賞賛を浴びている。

マンゴスチン
最高の風味 と 爽やかさ、甘ずっぱ~いマンゴスチン。
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コメント

  1. 悠悠 より:

    はじめまして。香港在住の悠々です。
    今日ちょうど茘枝についてブログで書いたのですが、
    マンゴスチンとの関係で知りたかったことが
    このブログに書かれていて、とても参考になりました!
    トラックバックをさせていただきます。
    よろしくお願いします。
    反対に、私のブログにも
    茘枝とマンゴスチンのページを
    是非トラックバックしていただけませんか?

  2. 悠悠 さん   コメント、ありがとうございます。
    先ほど、”午後茶日記”訪れて、楽しい写真『ディズニーランドの最寄り駅路線図 』ありあしたので、思わずうれしくなり、BLOGランキングクリックしてしまいました。
    私、初心者ですので、トラックバック過去に1度しかした事なく、旨く行くか解りませんけど、試してみます。
    間違っていたら、ごめんなさい。
    金田 享士

  3. 悠悠 より:

    トラックバックありがとうございました。
    6月1日の日記も読みました。
    トロピカルフルーツにも色々な気(性)があるんですね。
    どうやってわけたんでしょうね~?
    ひたすら食べて体の様子を見たんでしょうか・・・。

  4. 悠悠さん  役に立ちましたでしょうか?
    たぶん、日本の食べ合せ(梅干とウナギ、天婦羅と氷)と一緒で、
    ひたすら食べて、調子が悪くなったので、
    解ったのではないでしょうか。
    でも、中国のこと、実験に使われた人が、きっと、
    たくさん居たのではないでしょうか。(笑)

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